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千年ヒヨコと宇宙の卵

2013.11.05.Tue.11:44
千年ヒヨコと宇宙の卵
作品一覧 古池ケロ太 様)

 1464年、ヴェネツィア共和国。 暗殺者として育てられた少年クリスは、元首暗殺の任務のさなか、不思議な少女プルチーニと出会う。 彼女は千年温め続ければ宇宙を生み出すという『卵』を守る自動人形だった。(あらすじ 作者様)

 時代+ファンタジーの中編。全17話。完結。
 ボーイミーツガール、暗殺者、自動人形(ロボット)、動物を連れた少女、ルネサンス期のイタリア、教会……これらの小さなパーツが組み合わさって醸し出される、独特のテイストが、とっても好みでしたー

 人形であるはずの少女が紡ぐ言葉は、おちゃめで、とても温かいんです。
 それこそ、卵が孵化するようなやわらかい温度で、盲目的に神を信じていた少年に、変化をもたらします。
 表層は軽いし、ラノベっぽさもあるのに、読んでていろいろ考えてしまったくらい、深みのあるお話でした。

 「人間は神サマの操り人形なんかじゃない」──千年もの間、人の世を見てきたプルチーニが言うと、ルネサンス期のイタリアってのも相まって、なんかもう泣くしかないだろ! っていう。
 最後は斜め上な展開でびびった。卵って……そうきたか! みたいな。
 やっぱロボットとか、AIもの、いいなぁ。しみじみそう思った作品でした。
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