我が名は皇帝の勝利

2009.03.04.Wed.02:23
我が名は皇帝の勝利
(掲載サイト:黄昏ニ堕ル丘 六道 イオリ 様)

 300年以上争いが続く宇宙。それを再統一しようとする国に侵略された 「簒奪者」 と 「その国最後の王女」 の物語。(あらすじ サイト様より)

 アンケートで教えていただいた作品です。カテゴリー的にはスペースオペラですが、「簒奪者」 ラディスラーオと、「最後の王女」 インバルトボルグのすれ違い夫婦ものという印象が強かったです。コミカルな前半から一転、後半の切なさと言ったら・・・! 悲劇と喜劇は、実は背中合わせなのかも、と思ってしまいました。
 また、侵略戦争に巻き込まれるという物語上、主要人物たちの 「死」 が様々な形で描かれます。もちろん、それらは悲しみを伴うのですが、彼らなりの信念や生き方を全うした幕引きに清々しささえ漂うという。この作品の凄い所です。

 長い名前や頻繁に入れ替わる視点に 「はて?」 となりつつ、慣れるとサクサク読めました。「簒奪者」 と 「最後の王女」 それぞれの選択を、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。メインではありませんがBL要素あり。長編完結済。

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