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エリンギウムの雫

2009.03.29.Sun.02:17
エリンギウムの雫
(掲載サイト:Libera アスカ 様)

 戦争が終わり、城に働きに出たリノの配属先は錬兵場。その初日、国一番の騎士であるブライアに邪魔者扱いされ、奮起したリノの身にふりかかる災難とは────。(あらすじ KONA)

 INDEX → ETC(企画) → Liberaリクエスト企画 (07/10/18~07/10/28) 内にある短編です。アンケートで教えていただいた同サイト様の 「ホーテンダリアの眠る夜」 や 短編の 「魔女問答」 もとっても面白かったのですが、こちらの作品を非常に気に入ってしまったのでご紹介。
 おっとりしていながら一生懸命なリノが可愛いですし、ツンツンしたブライア様と彼女の噛み合わないやりとりが微笑ましい(´▽`) 全三話の短編。

 また、代表作の 「道果ての向こうの光」 は、書籍版の二巻目がこの春~夏に発売予定だそうです。おめでとうございます!

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MagicALaMode

2009.03.28.Sat.07:40
MagicALaMode
(掲載サイト:RoicoeuR 緋都 様)

 強い魔力を帯びた大陸ノートンディルとともに、ランドール人が滅びて五千年後の世界。唯一残された大陸バライアスで、マイペースな魔界の姫ティシラ、彼女と同期でマジックアカデミーを卒業した少年マルシオ、そして魔法王クライセンを軸に、魔薬王を倒す旅が始まる。(あらすじ KONA)

 我儘だけど憎めないティシラ、真面目で口の悪いマルシオ、掴み所のない魔法王クライセンなど、キャラがそれぞれ個性的で彼らの掛け合いに思わず笑ってしまいます! まっすぐクライセンに思いを寄せるティシラがとにかく可愛い!
 ファンタジーですが、かなり独特の世界観、エピソードが積み上げられた上で、彼らの絆が強く感じられるラスト辺りがとても良かったです。現在、続編 「SHANTiROSE」 が連載中。「千獄の宵に宴を」 と同じ作者様です。

あ、ありのまま今起こったことを話すぜ・・・

2009.03.19.Thu.07:55
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ・・・
ワラノート

 ノンケだと思ってた友人 (♂) に告白された >>1 (♂) の 「愛すべきバカ」 ぶりに爆笑! レスと一緒に 「バカーー!」 と何度も突っ込んでしまいましたw 要所要所に散りばめられたジョジョネタもツボなんだぜwww

 釣り宣言は無しですが、若干すっきりしないオチ&若干下ネタ&修羅場が苦手な方はスルー推奨。

森の小さな魔女

2009.03.14.Sat.01:03
森の小さな魔女
(掲載サイト:猫のあしあと。 nekoi 様)

15/04/06 リンク切れを確認。
 森の中に一人で住む魔女の少女、エレンの小指にある朝突然巻きついた赤い糸。それを辿った先で、彼女はぱっつんぱっつんな少年ジェレマイアと、その従者の青年ライオネルに出会う。成り行きで彼らについていくことになったエレンの運命は?(あらすじ KONA)

 最初、エレンと一緒でライオネル素敵! だったのに、段々、ぱっつんぱっつんな子豚ちゃんことジェレマイアがすごく良く見えてきて(笑) 最初は憎たらしいのですが、意外に健気で、何より、シリアスな状況でかまされる自虐ネタに吹いた(笑)
 あと、何度か出てくる食事のシーンが、どれもこれもおいしそうなんですよ! コロッケ食べたいコロッケ。スープ系も気になります。読むと小腹がすいてくるので、ご注意ください。

 シリアスな部分がありつつも、エレンの明るい一人称なので楽しく読めます。王道をいい感じに踏み外したファンタジー。中編完結済、アンケートで教えていただいた作品です。

水中の路

2009.03.11.Wed.01:03
水中の路
(掲載サイト:作品一覧 柚井ユズル 様)

 プールで溺れ、意識を失った律花が目覚めると、そこは戦国の世。とある集落で殺されそうになった律花は、逃げ込んだ山中で八尋と名乗る青年に出会う。(あらすじ KONA)

 こちらの作品、一つの命を繋ぐために他の命を犠牲にする、それをどう捉えるかという問題が物語に何度も出てきます。序盤、助けたヤマイヌの餌にするために、律花自ら兎を殺すシーンが象徴的。肉はスーパーで買ってくるもの、という価値観を持つ現代っ子なので戸惑うのは当然ですが、兎の温かさを感じながら、彼女は自分も他の命の犠牲の上で成り立っていると気が付きます。

 これ、非常に日本的な思想だと思うのですよねー。ここまで 「和風」 と言える小説にネットでは初めて出会ったかも! (作者様がそれを意図しているかは分かりませんが!)

 その後、律花は戦や権力争いに巻き込まれ、繰り返し同様の選択を迫られます。相手を殺さなければ自分や大事な人が殺される世界で、彼女は信念の赴くまま行動します。それは時に 「偽善」 と謗られますが、彼女の体を張った 「偽善」 は、いつしか人の心を動かすのです。

 ・・・でも、難しい事考えなくも無問題! 軽めの文体で、暗い印象はなく読みやすいですし、クールな八尋がすごくかっこいい! 逆ハーになるような、ならないようなモヤモヤ感も好きでした(笑) 長編完結済、アンケートで教えていただいた作品です。

ポドールイの人形師

2009.03.04.Wed.03:14
ポドールイの人形師
(掲載サイト:聖者の行進 麻国 様)

 雪深いポドールイの地に住む人形師、ジューヌ伯爵の元に美しい少女が訪れる。変わり者の伯爵と少女の穏やかな生活は、やがて反逆者ラウラン侯爵の残党と帝国軍の争いに巻き込まれることで変質してゆく。(あらすじ KONA)

 ややダークなファンタジー。皇帝の座を巡る反乱や謀略が話の大筋ですが、人形師ジューヌ伯爵のキャラクターがこの物語に独特の雰囲気を与えています。普通の戦記ものとも違う、けれど決してファンタジー一辺倒ではない、不思議なお話です。

 道化の格好をして、人形を通じて他人と会話するジューヌ伯爵がとにかく印象的! あと、ラウラン侯爵の弟リュックの、娘カロルに対するデレがw 策謀家の幼女ラフィセも好き。ただ、ヒロインのシシルは苦手なタイプ(汗) 悪い子じゃないんだけど。

 個性的なキャラクター達は、けれど、作者様の掌の上で踊るマリオネットなのかもしれないなと、謎めいたラストの後に思ったりしました。長い長い人形劇を見終えた気分。キリスト教的世界観がベースで、その辺の描写も興味深い!
 アンケートで教えていただいた作品です。長編完結済。

我が名は皇帝の勝利

2009.03.04.Wed.02:23
我が名は皇帝の勝利
(掲載サイト:黄昏ニ堕ル丘 六道 イオリ 様)

 300年以上争いが続く宇宙。それを再統一しようとする国に侵略された 「簒奪者」 と 「その国最後の王女」 の物語。(あらすじ サイト様より)

 アンケートで教えていただいた作品です。カテゴリー的にはスペースオペラですが、「簒奪者」 ラディスラーオと、「最後の王女」 インバルトボルグのすれ違い夫婦ものという印象が強かったです。コミカルな前半から一転、後半の切なさと言ったら・・・! 悲劇と喜劇は、実は背中合わせなのかも、と思ってしまいました。
 また、侵略戦争に巻き込まれるという物語上、主要人物たちの 「死」 が様々な形で描かれます。もちろん、それらは悲しみを伴うのですが、彼らなりの信念や生き方を全うした幕引きに清々しささえ漂うという。この作品の凄い所です。

 長い名前や頻繁に入れ替わる視点に 「はて?」 となりつつ、慣れるとサクサク読めました。「簒奪者」 と 「最後の王女」 それぞれの選択を、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。メインではありませんがBL要素あり。長編完結済。

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