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緑影騎士

2008.09.19.Fri.12:40
緑影騎士
(掲載サイト:清竜王国 清竜 様)

 かつて、大陸にあった独裁国家モルタヴィアは、新興国ジルベールの三人の英雄によって滅ぼされた。しかし、英雄の一人だったジルベール王ルークが病死し、モルタヴィア王女だった彼の王妃が女王として即位した時、新たな粛清と恐怖政治が始まる。英雄の子らは反乱軍を組織し、女王に立ち向かうが───。(あらすじ KONA)

 シリアスでダークな異世界ファンタジー。こういうの苦手なのに、なぜか面白くて一気読み! で、後書きを読んで理由が判明! 「真っ白な善もなければ真っ黒な悪もないのではないか」 がこの作品のテーマでした。これは、わかるわー。

 ところで私、映画 「スパイダーマン」 と 「X‐MEN」 が大好きです。エンターテイメントでありながら、登場人物に誰しも持ち得る 「弱さ」 が窺えるからです。「スパイダーマン」 の主人公は、強盗が叔父を殺すまで力を自分のためだけに使っていたし、「X-MEN」 の悪役マグニートーは、ナチスに家族を殺され人間を憎むようになったんですね。
 この作品もまた、残酷描写に見合う 「弱さ」 を描いていたから面白かったんだと思います。主人公が「英雄」の子供たちで、親に力が及ばずとも必死な所も良かった! ただ・・・反乱軍が立ちあがる経緯とか、キャラの性格付けを少し丁寧に見たかったかな。

 いくつか中編も読ませていただきましたが、人間の身勝手さを織り交ぜつつ、最後に救いがあって興味深かったです。重めですが、読み応えがある長編、完結済み。

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