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魔王のいる世界

2017.05.02.Tue.00:40
魔王のいる世界
作品一覧 銀月 様)

 魔族がいて妖精がいて人獣がいて人間がいて魔法があって騎士がいて人間は魔族コワイで妖精は王妃殿下最強で半妖精とか半魔族もいるそんな世界で、なぜか人間から勝手に魔族の王つまり魔王と呼ばれて討伐されたりされなかったりする魔族が関わるあれやこれやの話……というかそんな世界のあれやこれやの話。(作者様のあらすじより抜粋)

 ごぶさたしてます。
 一つの世界観で、重層的に物語が展開する「魔王のいる世界」シリーズのご紹介です。なんていうか世界観がめっさ好みです。あっちこっちで登場人物やエピソードが重なってて、空間的時間的広がりがあって、信仰とか種族とかがとても細かく設定されてます。
 シリーズの中で、個人的にいちばんのおすすめは、「私と小隊長殿の魔族討伐」でした。これはたぶん、抑圧されるマイノリティのお話でもあると思います。姿変えや真名の扱いなどは、わかるひとはすぐわかる寓意(というかほぼ直球)。

 もう一つのシリーズ「多元世界の中のとある世界の話」も大変おもしろいです。こちらのシリーズのおすすめは裏の方に紹介しますので、よかったらチェックしてみてください。ではまた。
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ある貴族令嬢の五度目の正直

2015.04.16.Thu.02:08
ある貴族令嬢の五度目の正直
作品一覧 かずね 様)

 アデリア・デラウェスは大領主の令嬢として生まれ育った。しかし大領主といってもデラウェス家は中位の地方貴族、アデリア自身も取り柄は若さくらいしかない。その上、結婚運には徹底して恵まれず、四度も婚約をしたのに結婚できずにいる。領主夫妻は娘を不憫に思って新たな婚約者候補を探し始めるが、アデリアはあまり乗り気にはなれない。(あらすじ 作者様)

 以前、別作品をご紹介した作者様が、新作を完結させていらっしゃいましたー。こちらも面白かったです。ちょーどこういう恋愛ものが読みたかったんだよ!

 ヒロインさんがすごく可愛いです。政略結婚や恋愛にはとっても淡白なんだけど、育ちの良さや品格を備えた、ほんまもんのお嬢様という印象。
 健気だし、押し付けにならない気遣いがいいなあって思いました。
 落ち着いた感じのヒーロー氏がこれまた素敵。ヒロイン家族も個性的ですw 長兄の分かりにくい妹愛が個人的にはツボでした

 純愛、歳の差、身長差がお好きな方はぜひ。ちょうどいい長さでまとまっています。
 全22話、完結。後日談があれば読んでみたいです。

半分の私で軍師に転生させられた

2015.04.12.Sun.20:32
半分の私で軍師に転生させられた女
作品一覧 ナツ 様)

  6年もかけ、ようやくSランク評価でクリアできたRPGゲーム『ディ・ルーチェ』。達成感でいっぱいの阪田十和子(16歳)がいきなり飛ばされたのは、なんとそのゲームの元になった世界で――。
 何度も『巻き戻し』されている世界を救うため、軍師になる羽目になった女子高生のお話です。(あらすじ 作者様)

 サクサク進む感じが良かったですー。すんなり読めるゲーム系トリップのコメディ。
 何となく「○ールユーニードイ○キ○」を思い出すよーなループ世界に、軍師として召喚されたヒロインが奮闘するお話。
 書き方によっては、コメディじゃなくシリアス長編でもいけたかもしんない題材でした。面白かった。

 個人的にはオチが良かったw 全七話完結。
 同作者様の「傍観者の恋」(全10話)もオススメです。こちらは切ない三角関係+すれ違い。すれ違い好きにはたまらんかったです

火輪を抱いた少女

2015.04.06.Mon.15:10
火輪を抱いた少女
作品一覧 七沢またり 様)

  いつからここにいたのかはよく覚えていない。この糞みたいな場所で、私はいつも空を見上げていた。空に浮かぶ大きな大きな太陽。誰にでも優しく降り注ぐ暖かな日差し。もしもずっと晴れならば、この世はどんなに幸せだろう。だから私は明日も晴れるようにと毎日祈り続けた。泣くのを堪えて、必死に祈り続けたのだ。
 そして、寒くて薄暗くて冷たくて糞みたいな雨の日に、私達は死んだ。――そう思った。(あらすじ 作者様)

 いやーーーーー面白い! なろう屈指の名作だと思います。
 過酷な人体実験を生き残った少女が、英傑として動乱の中を生き抜いていきます。

 基本は、策略に伏線、成り上がり、といった、王道の戦記物の展開。
 主人公のキャラクターが秀逸で、めっちゃ強いけど天真爛漫で、漫才も得意w 戦記物にありがちな、シリアス一辺倒は苦手だけど、この作品は読みやすかったー

 脇役もそれぞれ味がありますねー。参謀のリグレット、性格悪すぎだけど嫌いじゃないw おおらかな主人公との対比が良いわー

 八番の少年や、バルバスとの絡みがもっとあれば、更に盛り上がったかなーと思いました。が、今のままでも十分お釣りが来る完成度。
 クライマックス、主人公の作戦が凄すぎて鳥肌立ちました。彼女の賢さ、狡さ、冷酷さ、そして優しさが全て凝縮されてたと思う。

 全48話、完結。一話が長いので、読みごたえあります。残酷描写はきっついので、苦手な方はご注意を。
 今作は秋ごろに書籍化されるそうです。実力派な作者様だけに、他作品もすでに書籍化済みみたいですね。今度読んでみよー。

乙女ゲームってマッチョなオヤジは攻略できないんですか?

2015.03.13.Fri.13:23
乙女ゲームってマッチョなオヤジは攻略できないんですか?
作品一覧 tasano 様)

 せっかく乙女ゲームの世界にやってきたのに、キラキラ王子様たちをスルーしては冒険に出かける日々だった。なぜなら――彼女は少数派だから。若い美形には興味がないから。
 彼女の好みは、頼りがいのある年上のセクシーな男性。つまりは――マッチョでヒゲでハゲのオヤジなのだ! そんなキャラ、乙女ゲームにいます?(あらすじ 作者様)

 前回ご紹介した「男なのに女子力が数値で見えるようになりました」が面白かったので、同作者様の連載作品も読んでみました。こちらもおもしろいー

 大好きなゲームの世界で、やりたい放題するヒロインさんw 冒険したり、ツッコんだりボケたり。忙しい。
 そんな中、ある悲劇を回避するため、彼女は騎士候補生たちを鍛える決心をします。その目標は達成できるのか──というお話。

 個人的にはヒロインの好みに共感しますわー。ステイサムもゲイリー・オールドマンもブルース・ウィリスも好き。GOWのクレイトスさんは、私的にハゲマッチョ親父の最高峰。
 作品では、マッチョ親父の出番が意外に少ないので、親父成分を期待すると物足りないかも。(なろうでは少数派だけに、高まっちゃうと思うので、念のため注意書き)
 ほんのり逆ハーだし、ヒロインの意に反して美形とまとまる可能性が高い??

 文章は明快で読みやすいです。このカラッとした作風、好きっす。
 雰囲気的には、VRMMOのゲーム記に近いかな。ゲームクリアで何が起こるのか、主人公の闇属性に意味があるのか。気になる伏線が幾つかあって、ぜひ完結まで読みたい作品。

 ☆続きはステイサムとかいろいろ。
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騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。

2015.02.11.Wed.02:39
騎士団付属のカフェテリアは、夜間営業をしておりません。
作品一覧 厳 様)

 騎士団付属のカフェテリアで、くいっぱぐれた騎士団長と、彼女を迎える料理長の物語。(あらすじ 作者様)

 成り上がりの女騎士と、下町出身の料理長のお話。ええ話だった。
 感想欄をのぞいたら、「ほのぼのした」っていうのがほとんどだったけど、個人的には、切実さとか、切なさの方をより強く感じたかも。もちろん、ほのぼの要素もいっぱいあるんだけれども。

 この作品、男女逆パターンも読んでみたいですね。騎士と女料理人もすてきーとひとり妄想。
 どちらにしても萌えだな。つまり、設定が素晴らしいということ。

 料理の方もおいしそう。イタリアン系の洋食屋さんに行きたくなりますね(^q^)
 本編+番外編で、全15話。早いと30分程度で読めるので、短めの作品をお探しの方はぜひ。残酷描写が少しあります。苦手な方はご注意を。

異世界ウェスタン

2015.02.01.Sun.04:31
異世界ウェスタン
作品一覧 せるじお 様)

 ――荒野は時に『異界』へと通じる。いにしえの頃から、少なくない男たち女たちが異界へと迷いこんだ。
 そしてこれから語るのは、一人のガンマンの物語。砂塵の向こう、世界を超えてやってきた『まれびとの用心棒』。迷い込んだ小さな村、襲いかかるのは恐るべきモンスターども。ひとにぎりの『報酬』のために、彼は戦う。(作者様のあらすじより抜粋)

 ご無沙汰してました。
 今回は、オッサンガンマンが主人公の、異色のトリップ物をご紹介。

 思いっきり西部劇です。徹頭徹尾、ウェスタン。いぶし銀。トリップものにありがちな、浮ついた雰囲気はほぼゼロです。
 軽めの作品をお探しの方には向かないけれど、個人的には超オススメ。星三つ。

 南北戦争の生き残りである主人公 (←このチョイスが本当渋いw) が、ファンタジーの世界にトリップ。
 彼の背景や出てくる銃器が興味深いし、スペックゴリ押しではない、頭を使うタイプの主人公なのでバトルが面白い! 某仮面との死闘は、めっちゃ手に汗握った。
 文章や構成のレベルも高いし、中編程度の長さでまとめきったところもすごく良いと思います。

 主人公のモデルは実在の人物だと思うんだけど、誰なんだろ。むーん気になる。
 全14話。完結。長くないので、とりあえず最初だけでも見てみてはいかがでしょうか。現在続編が連載中で、そちらも面白いです。

傭兵と小説家

2014.12.21.Sun.01:29
傭兵と小説家
作品一覧 南海 遊 様)

 蒸気機関の煙が街を覆う正暦1873年。勤め先を失った一人の傭兵に、とある小説家から依頼が舞い込む。それは『地図に載らない山』への取材の護衛だった。背に腹は代えられない傭兵と、それを消去法で選ぶしかなかった小説家。罵り合いの絶えない二人の旅は、やがて国家を巻き込む謀略へと巻き込まれていく。(作者様のあらすじより抜粋)

 ご無沙汰してました、長らく更新が滞ってすみませんでした。
 ひっさびさになろうを開いて、ずいぶん前にブクマしたこちらの作品を読んでびびった。何これ。高クオリティを通り越して、鬼クオリティ……!

 傭兵主人公の一人称なので、序盤はすごく男臭い、渋い雰囲気。これはこれで好きだわーと思ってたんですが、小説家ヒロインが出てきてからが楽しい楽しいw ふだんは尊大で高飛車なのに、たまーに見せる素顔がほんっとかわいいんですよー。
 ヒロイン視点を想像するのも楽しい。「君、絶対意識してるっしょ!」みたいな。これは良い萌えー

 また、小説家が登場するだけあって、会話の描写なんかがほんとーーーーに上手い。ウィットやユーモア、皮肉に寓話。比喩、伏線。すごく「小説」を読んでるって感じがする。
 近代科学とFTが融合した世界観も面白いです。文章力だけでなく、オリジナリティも鬼レベル。

 こんだけすごい作品だから、感想もいっぱいついてんのかなー ってワクワクしながら感想欄開いて、もっかいびっくり。もっと評価されてもいいんじゃないかな……!
 「ラノベ以外の小説も読むよ」って方にはほんっとーにおすすめ。個人的には商業レベルだと思います。売ってたら買う。

 取材旅行的な、ぶらり旅。しかし、その道行きで、彼らは陰謀と世界を変える命運に巻き込まれていく────途中のすごくいいところです。続きが気になりすぎる。
 完結までぜひとも頑張っていただきたい作品。

 ※作者名を修正しました。ご指摘くださった方、ありがとうございました。

神様は、少々私に手厳しい!

2014.10.26.Sun.00:52
神様は、少々私に手厳しい! 【R15】
作品一覧 田上 伊音 様)

 須山一樹は、ちょっと名前が男の子っぽいだけで花も恥らう普通の女子大学生だ。そう、普通だ。少々、十か月前に異世界に行っていただけだ。そんな一樹は、何の因果か再びその地を踏むことになる。しかもそこは、嘗て来た国と敵対国で、更に十年経っていた!(あらすじ 作者様)

 いっやーすっごい笑ったwww
 前回ご紹介した「救国の英雄の救世主」が面白かったので、同じ作者様の連載作品を読んでみたんですが、人前で読めないレベルで笑えます。安定の不審者化。

 ヒロインの言語能力が残念すぎるw いや、残念なのは言語能力だけじゃないんだけど。この子がしゃべって動いてるだけで楽しいんですよね。
 あと、不意打ちでネタを入れてくるので、油断してると噴き出します。危険。

 ストーリーラインは、どっちかというとシリアス寄り。
 異世界から現代に戻っていた間に有名になってたヒロインが、再トリップによって、陰謀に巻き込まれるといった感じです。

 コメディ系の作品を読みたい方はぜひ。連載中、長編。
 「救国の英雄の救世主」の続編、「桶は世界を巣食う」も面白かったです 個人的に超期待の作者様。

千年童女と機甲兵

2014.10.09.Thu.01:15
千年童女と機甲兵 【R15】
作品一覧 縞白 様)

 『魔女』と『機械の民』が六百年戦争を繰り広げる、荒廃した世界。ごく普通の女子高生だった前世の記憶を持つ少女【ジギタリス2631】は魔女の一人として生まれ、終末世界の戦場で、気まぐれに壊れかけの敵兵ロボット【DD】を拾う。(あらすじ 作者様)

 個人的にツボすぎてヤバい。
 ベースはFTですが、SF的な要素も強いです。非常に殺伐とした雰囲気なので、万人受けするタイプのお話ではないかもしれないけど、「こんな話が読みたかった!」って思うくらい自分にはどストライクだったー。

 ヒロインの透徹した雰囲気、ロボットの一途な感じが、すごーくたまらんかったです。
 最後、ロボットには究極の選択が与えられるんだけど、もう泣けてしょうがなかった。人目がなかったら確実に号泣してたよーーーTT

 「ロボットに魂(意思)が宿るのか」ってSFではよく見るテーマですが、なるほどこれはFTの領域でもあるのだなあ、という提示が興味深い。しかしそれすらこの長くないお話の、構成要素の一つでしかないというのが、すごく贅沢……! って思うんです。
 ……って、語りすぎるとネタバレになってしまうのでこの辺で。

 以前ご紹介した、「皇帝陛下の猫」「極東の烏」と同じ作者様です。
 やっぱり私、この方の書く人外ヒロイン好きだなー。書き手とキャラの間にある冷静な距離感が、なろうではわりと珍しいので、鮮烈に印象に残ります。
 全九話。さくっと読めるので、気になった方はぜひ! 残酷描写は容赦ないので、苦手な方はご注意を。
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