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魔王のいる世界

2017.05.02.Tue.00:40
魔王のいる世界
作品一覧 銀月 様)

 魔族がいて妖精がいて人獣がいて人間がいて魔法があって騎士がいて人間は魔族コワイで妖精は王妃殿下最強で半妖精とか半魔族もいるそんな世界で、なぜか人間から勝手に魔族の王つまり魔王と呼ばれて討伐されたりされなかったりする魔族が関わるあれやこれやの話……というかそんな世界のあれやこれやの話。(作者様のあらすじより抜粋)

 ごぶさたしてます。
 一つの世界観で、重層的に物語が展開する「魔王のいる世界」シリーズのご紹介です。なんていうか世界観がめっさ好みです。あっちこっちで登場人物やエピソードが重なってて、空間的時間的広がりがあって、信仰とか種族とかがとても細かく設定されてます。
 シリーズの中で、個人的にいちばんのおすすめは、「私と小隊長殿の魔族討伐」でした。これはたぶん、抑圧されるマイノリティのお話でもあると思います。姿変えや真名の扱いなどは、わかるひとはすぐわかる寓意(というかほぼ直球)。

 もう一つのシリーズ「多元世界の中のとある世界の話」も大変おもしろいです。こちらのシリーズのおすすめは裏の方に紹介しますので、よかったらチェックしてみてください。ではまた。
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火輪を抱いた少女

2015.04.06.Mon.15:10
火輪を抱いた少女
作品一覧 七沢またり 様)

  いつからここにいたのかはよく覚えていない。この糞みたいな場所で、私はいつも空を見上げていた。空に浮かぶ大きな大きな太陽。誰にでも優しく降り注ぐ暖かな日差し。もしもずっと晴れならば、この世はどんなに幸せだろう。だから私は明日も晴れるようにと毎日祈り続けた。泣くのを堪えて、必死に祈り続けたのだ。
 そして、寒くて薄暗くて冷たくて糞みたいな雨の日に、私達は死んだ。――そう思った。(あらすじ 作者様)

 いやーーーーー面白い! なろう屈指の名作だと思います。
 過酷な人体実験を生き残った少女が、英傑として動乱の中を生き抜いていきます。

 基本は、策略に伏線、成り上がり、といった、王道の戦記物の展開。
 主人公のキャラクターが秀逸で、めっちゃ強いけど天真爛漫で、漫才も得意w 戦記物にありがちな、シリアス一辺倒は苦手だけど、この作品は読みやすかったー

 脇役もそれぞれ味がありますねー。参謀のリグレット、性格悪すぎだけど嫌いじゃないw おおらかな主人公との対比が良いわー

 八番の少年や、バルバスとの絡みがもっとあれば、更に盛り上がったかなーと思いました。が、今のままでも十分お釣りが来る完成度。
 クライマックス、主人公の作戦が凄すぎて鳥肌立ちました。彼女の賢さ、狡さ、冷酷さ、そして優しさが全て凝縮されてたと思う。

 全48話、完結。一話が長いので、読みごたえあります。残酷描写はきっついので、苦手な方はご注意を。
 今作は秋ごろに書籍化されるそうです。実力派な作者様だけに、他作品もすでに書籍化済みみたいですね。今度読んでみよー。

傭兵と小説家

2014.12.21.Sun.01:29
傭兵と小説家
作品一覧 南海 遊 様)

 蒸気機関の煙が街を覆う正暦1873年。勤め先を失った一人の傭兵に、とある小説家から依頼が舞い込む。それは『地図に載らない山』への取材の護衛だった。背に腹は代えられない傭兵と、それを消去法で選ぶしかなかった小説家。罵り合いの絶えない二人の旅は、やがて国家を巻き込む謀略へと巻き込まれていく。(作者様のあらすじより抜粋)

 ご無沙汰してました、長らく更新が滞ってすみませんでした。
 ひっさびさになろうを開いて、ずいぶん前にブクマしたこちらの作品を読んでびびった。何これ。高クオリティを通り越して、鬼クオリティ……!

 傭兵主人公の一人称なので、序盤はすごく男臭い、渋い雰囲気。これはこれで好きだわーと思ってたんですが、小説家ヒロインが出てきてからが楽しい楽しいw ふだんは尊大で高飛車なのに、たまーに見せる素顔がほんっとかわいいんですよー。
 ヒロイン視点を想像するのも楽しい。「君、絶対意識してるっしょ!」みたいな。これは良い萌えー

 また、小説家が登場するだけあって、会話の描写なんかがほんとーーーーに上手い。ウィットやユーモア、皮肉に寓話。比喩、伏線。すごく「小説」を読んでるって感じがする。
 近代科学とFTが融合した世界観も面白いです。文章力だけでなく、オリジナリティも鬼レベル。

 こんだけすごい作品だから、感想もいっぱいついてんのかなー ってワクワクしながら感想欄開いて、もっかいびっくり。もっと評価されてもいいんじゃないかな……!
 「ラノベ以外の小説も読むよ」って方にはほんっとーにおすすめ。個人的には商業レベルだと思います。売ってたら買う。

 取材旅行的な、ぶらり旅。しかし、その道行きで、彼らは陰謀と世界を変える命運に巻き込まれていく────途中のすごくいいところです。続きが気になりすぎる。
 完結までぜひとも頑張っていただきたい作品。

 ※作者名を修正しました。ご指摘くださった方、ありがとうございました。

貧弱魔王さま

2014.09.21.Sun.01:42
貧弱魔王さま
作品一覧 依馬 亜連 様)

 「我は何度でも蘇る!」その宣言通り、魔王は蘇った──ただし、女の子として。貧弱&運動音痴な眼鏡っ子に生まれ変わった魔王さまの、悲喜こもごもな日常譚。(あらすじ 作者様)

 少女で虚弱な魔王様、かわいい 恋愛要素は超薄味ですが、このくらいもいいなーと思ったり。
 現代地球に似てるけど魔法がある世界が舞台。異世界というよりパラレルに近いかも? このお話の場合、世界設定はそれほど話に絡まず、キャラのやりとりが中心です。

 サクサク気楽に読めて、とても楽しかった。全37話。完結。番外編が来てくれたら嬉しいなー。
 以前、ご紹介した「我らが閣下」と同じ作者様の作品です。この間読み返したんですが、やっぱり笑えました こちらもぜひ!

 ☆ 返信不要でメールくださった方、ありがとうございました!

シャルパンティエの雑貨屋さん

2014.05.11.Sun.00:38
シャルパンティエの雑貨屋さん
作品一覧 坊野 瞳 様)

 500年続く雑貨屋の娘ジネットは、兄が手に入れてきた何処の物とも知れない営業許可証を手に旅立った。船に乗り馬車に乗り、辿り着いたその先で待っていたのは……。(作者様のあらすじより抜粋)

 おもしろかったーーーー。
 「魔女の○急便」のような旅立ちの描写に惹かれ、一気読みしました。
 設定は全然違うけど、主人公の心意気が似てるというか。

 雑貨屋の娘ジネットは、兄の結婚を機に、独立を決意。
 その兄からもらった営業許可証には、シャルパンティエという地名が。聞き覚えのない領地だったが、ダメ元覚悟で、彼女はその新天地を目指します。

 初見のワクワク感を体験していただきたいので、ネタバレしたくないのですが、補足すると、雑貨屋経営より新興領地の開拓・整備(文字反転)がメインかなと思います。
 「シャルパンティエ」で某ケーキ屋さんを思い浮かべたけど、こっちの「シャルパンティエ」は全然甘くない(笑)

 物語の設定上、通貨やギルドの説明が多いけど、読んでて全く飽きない。むしろ楽しい。ほのぼのとした雰囲気もとっても好み。

 読みごたえがありつつ、長すぎないので、異世界FTが好きな方はぜひ。全45話。
 読了後に活動報告を拝見したら、この作品が第一回アリアンローズ新人賞の最優秀賞に選ばれたとのことでした。秋に書籍化だそうです。おめでとうございます!

北の砦にて

2014.03.19.Wed.23:26
北の砦にて
作品一覧 777 様)

 前世は日本人女子。今世は雪の精霊の子ギツネ。そんな主人公と、北の砦の屈強な騎士たちとのほのぼの交流譚。(あらすじ 作者様)

 癒されるーーーー……この一言に尽きます。
 ヒロインの子ギツネ、ミルちゃんがめたくそかわええです。コワモテ騎士たちが、完全に骨抜きにされとるw

 癒しを求めている方、ほのぼのしたい方にちょうおすすめ。
 「リングリング」の作者様の、新しい連載作。今のところ話数が少ないので、読み始めるにはちょうどいいかもです。

14/10/16 遅ればせながら、完結おめでとうございます! できれば番外編をもっと読みたいです。絵日記かわええ。

 ついでにお知らせ。
 リンクチェックしたら、いくつかリンク切れがありましたTT また、書籍化削除により、WEB上で大半が読めなくなった作品については、「閉鎖・リンク切れ・削除」にカテゴリ分けすることにしました。どうぞよろしくお願いいたします。

沼地のドロテア

2014.02.21.Fri.11:57
沼地のドロテア 【R15】
作品一覧 八鼓火 様)

 父親が沼の浄化事業に失敗し、知人の悪魔から多額の借金をしたドロテア。
 人々に恨まれ、ストレスで吹き出物も増え、沼からは悪臭。さらに、父親から引き継いだ事業も思うようにいかず、何人もの雇われ人に逃げられる始末。そんなドロテアの元に、最後にやってきた雇われ人は、強面の狼の獣人だった。(あらすじ KONA)

 いやーーーー面白かった!
 単に「不遇な女の子ががんばる話」かと思いきや、途中「コレハ……」となって、最後は「こうきたかー」ってなった。
 あの、幾重にも張り巡らされた……おっとこれ以上はネタバレですね。

 いかにもなツンデレから、「さすが悪魔! そこに痺れる憧れるッ!」なキャラもいて、男性キャラたちが魅力的。
 また、アノ人にきちんと救済が用意されていて、ある種の、凄味があるお話だと思いました。
 種族などの設定も、とても丁寧に作りこまれています。

 一部に、BL的なエログロがあるので、苦手な方は注意。
 機械などの記述が長めだったり、やや人を選ぶ要素があるかなと思いますが、私は大変に楽しかったです。
 みなさんも読んで、「後日談はよ!」ってなるといいよ! 本編完結済。全39部。

 同作者様によるR18作品もオススメです。
 そちらは裏でご紹介していますので、年齢に問題ない方はぜひ。

神と世界の死亡遊戯

2014.01.28.Tue.23:29
神と世界の死亡遊戯
作品一覧 旭 様)

 星を司る女神マーレエラナは、マリエラという名の赤子として、地上に転生。
 いつ死んでもおかしくない虚弱体質の彼女は、とある事情から、六十歳まで生きなくてはならない。これは、マリエラが死んだら困る天界の神々と、まばたきすら面倒くさいほど生きたくない彼女の、世界の行く末を賭けた物語である。(あらすじ KONA)

 おもしろかったです! 以前、別作品を紹介させていただいた方の、リハビリ新作だそうです。

 人々が住む地上と、神たちの天界に分かれた世界が舞台。神にも、序列や資格があり、人間に加護を与えるにしても、その効果は大小さまざまっていう設定が面白いです。
 で、天界は、加護や転生など、いろんな形で地上に干渉します。
 お話は、天界がめちゃくちゃな干渉を行った結果、荒れ果てた地上を何とか立て直そう、ってとこから始まります。

 人間も神も、みんな個性的で楽しい。引きこもりとかシスコン、腹黒だったり。
 ヒロインのマーレエラナことマナは、何度も地上に転生させられた結果、いろいろあってやさぐれてしまった女神。でも、彼女の本質は、とっても優しくて気高いです。

 人間(神)不信の塊だった彼女が、少しずつ癒され、ついには他人を救うために力を使うところは、なんかもう泣けた。
 とはいえ、基本コメディです 前回の転生時、彼女が傷つくきっかけを作った神は、今回、大変な目にあってます。笑。

 更新停止になりそうな気配がありますが、今ある分だけでも、大変面白いのでおすすめです。連載中、中編予定。

硝子の瞳のあなた

2013.12.14.Sat.23:56
硝子の瞳のあなた
作品一覧 杉浦明日美 様)

 魔力が少ないことで親に虐待されている「あなた」は、ある日悪魔に取引を持ちかけられる。自分を虐待する親を生け贄に捧げれば、魔力をやるという取引を。 たった一人の友人のダリルはそれに反対し――。 (あらすじ 作者様)

 二人称の小説は初めて読みました! 序盤の重い展開が、二人称のおかげで読みやすくなっていて、自然と物語に引き込まれていきました。これが一人称、あるいは三人称なら、読むのが少し辛かったかもしれない。

 後半のヒロインがとってもかわいいです。そして、「良かったねえ」としみじみ思えるラストでした。
 全27話、完結。虐待表現があるので、苦手な方はご注意を。

 蛇足ですが、全編通して印象的だったのは、子供が親に対して抱く愛情でした。
 それは本能なのかもしれないけれど、子供って、親に対して、ものすごく健気な生き物だよなーと。こちらもしみじみ。

 ☆ 続きはいただいたコメントのお礼になります。

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ダーナンの旅人たち

2013.12.07.Sat.00:38
ダーナンの旅人たち 【R15】
作品一覧 SPICE5 様)

 少女チュリカは弟と二人で細々とチーズを作り、市場で売ってその日暮らしをしていた。 ある日店先へ暴れ馬が飛び込んできて、商品をめちゃめちゃにされてしまう。 乗っていたおっさんはお詫びに住み込みで手伝いをしたいと言い出したが、どうやら只者ではないようで――。 些細な始まりは、やがて国を巻き込む大事件へと発展していく。(あらすじ 作者様)

 おもしろかったー!!
 生き生きしたキャラに、何気ない伏線とクライマックスでの回収。ほのぼの・シリアスあり、萌えありで、すごく好みでしたー

 ヒロイン・チュリカは、元気な弟思いの村娘……かと思いきや、どうもワケありの様子。ある日、彼女の元に居候のおっさんがやってきて、チュリカの周囲は次第に騒がしくなっていきます。

 チュリカとおっさんのやりとりは、とってもほのぼのですが、シリアス部分は重め。
 古い慣習がある国の王宮って、煌びやかなだけではなく、仄暗い部分もあると思います。そこをしっかり練りこんだ世界観・展開に、強く惹かれました。
 また、どのキャラも、展開のための駒にとどまらない魅力があって、楽しかった。あと年の差萌え。

 全36話。一つのエピソードとして完結してますが、その後の続編を正座待機中。
 作者様の作品はどれもこれもツボ。しかも長すぎない。ので、掲載分はほとんど読み切っちゃいました。
 続きでは、特に印象的だった他作品を、短い感想付きで、ご紹介しています。そちらもあわせてどうぞ
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